シズカン×東京国際ろう映画祭コラボレーション
映画『ジンジャーミルク』上映会+今井ミカ監督トーク
2023年もシズオカカンヌウィーク×東京国際ろう映画祭コラボレーションを行います。
今回の上映作品はで第23回 TAMA NEW WAVEコンペティション特別賞を受賞するなど話題になった、ろう者監督の今井ミカが描く、ろう者×LGBTQの『ジンジャーミルク』。
また育成×手話×芸術プロジェクトの一環で制作したこの映画はろう者たちが集って制作した映画でもあります。今回、静岡県で初上映!上映後は今井ミカ監督によるアフタートークがあります。進行はその助監督を担った牧原依里。スタッフの裏話を聞けるこの貴重な機会、ぜひお越しください。
<あらすじ>
「自分はゲイかも」と玲衣は友人の健斗にカミングアウトされる。
2020年4月コロナ禍で緊急事態宣言が発令され、生活の変化を強いられながらも、大学生活を送るろう者と聴者の4人の姿を描く。彼らの甘くて辛い想いが交差した複雑な四角関係を綴るヒューマンドラマ。
出演:宮岡直紀、玲央、中嶋秀人、岡林愛
監督・脚本・編集:今井ミカ
2021年 / 日本 / 日本手話・日本語 / 英語字幕・日本語字幕 / 60分
<受賞歴>
・うえだ城下町映画祭第20回自主制作映画コンテスト 大賞
・映文連アワード2022 パーソナル・コミュニケーション部門 部門優秀賞
・第23回 TAMA NEW WAVEコンペティション 特別賞 など
登壇ゲスト
<登壇ゲスト> 今井 ミカ
群馬出身。第一言語は日本語と異なる言語の日本手話。ろう者でノンバイナリー。2018 年、ろうLGBTQ物語を描いた映画『虹色の朝が来るまで』を制作、2019 年 11 月に劇場一般公開。 2021年『ジンジャーミルク』を制作、映文連アワード2022パーソナル・コミュニケーション部門優秀賞、第23回TAMA NEW WAVE 特別賞、うえだ城下町映画祭第20回自主制作映画コンテスト大賞を受賞。日本財団電話リレーサービスCM監督作品『できることを、あきらめない。』など、多数の映画や映像を制作している。
<進行> 牧原 依里
東京国際ろう映画祭代表、映画作家。ろう者の「音楽」をテーマにしたアート・ドキュメンタリー映画『LISTEN リッスン』(2016)を雫境(DAKEI)と共同監督、第 20 回文化庁メディア芸術祭 アート部門 審査員推薦作品、第71回毎日映画コンクール ドキュメンタリー映画賞ノミネート等。最新作に『田中家』(2021)。映画『ジンジャーミルク』では助監督を担う。
仏映画『ヴァンサンへの手紙』の配給宣伝など担う他、2017 年には東京国際ろう映画祭を立ち上げ、ろう・難聴当事者の人材育成と、ろう者と聴者が集う場のコミュニティづくりに努めている。
主催:シズオカカンヌウィーク実行委員会
協力:東京ろう映画祭実行委員会
問い合わせ先:東京ろう映画祭実行委員会 office@tdf.tokyo